さくらめんと耳鼻咽喉科
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ダニによるアレルギー性鼻炎の舌下免疫療法のサイト

(スギによるアレルギー性鼻炎については別項目に記載していますが、ほぼ内容は重複しております。
異なる点は、スギの舌下免疫療法のみ、開始時期はスギ花粉を避けた例年6月から12月中旬頃としております。
​ダニの舌下免疫療法の開始時期は、一年中可能です。)


(大きな病院ではなく、当院の院内で開始できます。)

ダニの舌下免疫療法は一年中開始可能です。スギの舌下免疫療法はスギ花粉が飛散していない毎年6月から12月中旬頃までに開始としています。どちらも
​保険適応は5歳以上です。

(2023年、2024年度は、スギの舌下免疫療法のシダキュアのメーカー在庫不足の影響を受けておりましたが、2024年12月時点で当院ではスギ・ダニの舌下免疫療法を既に200名以上の方が開始されています。)

当院で舌下免疫療法のことで最もよく聞かれる質問第一位…
Q舌下免疫療法の薬はどんな味やにおいがするのですか?!
→A味は…ありません!香りも…ありません!
(つまり、舌下免疫療法をしていること自体はかなり地味な作業です…)

鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどをお持ちの方でも、原因は花粉症とは限らない!?実は、検査をしてアレルギー性鼻炎の原因を確定診断できます。当院では注射器を使わずに指先からの検査で簡単に一度に41種類の代表的な原因を検査できる医療機器を導入しております。それでは検査でアレルギーの原因がダニであった場合…


ダニアレルギーを舌下免疫療法で、根本的になおすことを考えることができます!
アレルギー性鼻炎の原因で最も多いのはスギ花粉ですが、ダニはその次に多い原因物質となります。舌下免疫療法とは、体に対してアレルギー反応を起こす物質を体内に徐々に入れていき、体をそのアレルギー物質になれさせてしまう方法をアレルギー免疫療法といいます。
以前は注射(皮下免疫療法)で行っていましたが、2015年に舌の下に薬を入れて治療を行う舌下免疫療法が登場しました。
当院では治療が安定すれば、2か月に1度の通院でOKです。
また、ハウスダストとはダニ(の死骸や糞)やホコリ、カビ、ペットの毛などの総称ですが、実際にはその98%がダニであり、ハウスダストとダニはほぼ同じものといえます。

そのため、ハウスダストアレルギーの方にもダニ免疫療法は有効な治療となります。

🔵[舌下免疫療法に向いている方]🔵


●ダニアレルギー症状の根治(ダニに対するアレルギー体質がなくなる事)を希望する方
●飲み薬や点鼻スプレーをしても、症状が改善しない方、または不十分な方
●飲み薬での眠気の副作用が強い方や、薬の量を減らしたい方
●手術による治療(鼻レーザー手術、鼻中隔矯正術など)を避けたい方
●今後、ダニ以外のアレルギー物質への感作も避けていきたいと考えている方
●将来、妊娠を考えられている方(妊娠中、授乳中の薬の減量効果あり)

舌下免疫療法は、完全予約制です。

⚠️アレルギー検査を既にされている方は、当日アレルギー検査の結果を必ず持参ください。⚠️
​
その他、
下記のことをあらかじめご確認いただき、また充分な時間の余裕をお持ちになって受診予約をされてください。



🔵当院で治療が出来ない方🔵


以下の1️⃣〜1️⃣1️⃣に該当する方は治療を受けることができません。

1️⃣ダニアレルギーが検査で証明されていない方
2️⃣5歳未満の方
3️⃣薬でコントロールされていない気管支喘息の方
4️⃣近いうちに妊娠を希望されている方、現在妊娠中もしくは授乳中の方
5️⃣癌や免疫系の病気で治療中、または経過観察中の方
​

6️⃣ダニアレルゲンを使った治療や検査によってアレルギー症状を起こしたことがある方

7️⃣ステロイドの内服薬や注射薬の投与を受けている方(点鼻薬は大丈夫です)

8️⃣65才以上の方
 
9️⃣抜歯や口の中の術後、または口の中に傷や炎症などがある方

🔟 高血圧、重症の心疾患、肺疾患のある方


1️⃣1️⃣以下のお薬を使用されている方(非選択的β遮断薬、三環系抗うつ薬、モノアミンオキシダーゼ)
非選択的β遮断薬
ボピンドロール(サンドノーム)、ピンドロール(カルビスケン、プロクリン、ビリンガル、レットリット、ブロクリン)、カルテオロール(ミケラン、チオグール、メルカトア)、ペンブトロール(ベータプレシン)、プロプラノロール(インデラル、カルデノロ-ル、ベタプロ、ソラシロール)、ナドロール(ナディック)、ニプラジロール(ハイパジール)、チリソロール(セレカル)
三環系抗うつ薬
イミプラミン(トフラニール、イミドール)、クロミプラミン(アナフラニール)、アミトリプチリン(トリプタノール、ノーマルン)、アモキサピン(アモキサン)、ドレスピン(プロチアデン)、トリミプラミン(スルモンチール)、ロフェプラミン(アンプリット)、ノルトリプチリン(ノリトレン)
モノアミンオキシダーゼ阻害薬(MAO阻害薬)
リネゾリド(ザイボックス)、セレギニン(エフピー)、イソニアジド(イスコチン、ヒドラ)、プロカルバジン


🔵副作用について🔵

症状の多くは内服開始後1ヶ月間に起こり、特に最初の1週間に症状が出やすいです。
ほとんどの症状は、様子を見るだけで自然に軽快します。
のどの違和感、お腹の症状が継続する場合、「吐き出し法」といい、舌下に含んだ後、飲み込まずに薬を吐き出すことで副作用を軽減させる方法があります(効果は飲み込んだ場合と同等と報告されています)。
また投与開始1ヶ月のみ、抗アレルギー薬を併用することで、副作用の軽減を図ることが出来ます。


🔵費用について(3割負担の場合)🔵
1回目の受診時は、アレルギーの検査が必要な場合、検査代、初診料、処方せん料、薬代等を含めて約8000円程になります。2回目以降は再診料、処方せん料、薬局での薬代等を含め約3,000円程になります。
ミティキュアの薬代のみで考えた場合、年間約20,000円程になります。(受給券をお持ちの方は、公費負担で治療が可能です。)


🔵治療前にご確認いただきたいこと🔵


●原則月に1回、医師の判断で症状が落ち着き次第2ヵ月に1回の受診が必要になります。(舌下免疫療法の患者さんは、毎回時間予約での予約が可能です。)
●毎日お薬を飲む必要があります。


●最低でも3年間の治療継続をお勧めします。(治療開始半年で継続の判断を行います)


●効果が実感できるまで時間がかかる場合があります。
(2、3ヶ月かかる事が多いです)


●効果が出ない方も2割ほどいらっしゃいます。(治療開始半年で継続の判断を行います)


🔵当院で治療される方へ🔵


●導入日当日は、基本的に必要なお薬の①舌下初期濃度薬(1週間分)と②副作用予防薬(1ヶ月分)のみの処方となります。

※その他のお薬を同時に処方することはできません。
ご希望の場合は、別日で予約をお取りくださいますよう、ご注意ください。


●2年以内のアレルギー検査結果で陽性が出ていない場合は導入できません。

まずは当院専用のアレルギー検査である、ドロップスクリーン検査の予約をお取りください。

(⚠️他院にて2年以内にアレルギー検査を行った方でダニアレルギー陽性の方は導入できます。当日アレルギー検査の結果をご持参ください。当院のアレルギー検査でダニアレルギー陽性の方も必ず受診当日に検査結果を持参ください。⚠️)


⚠️注意点:⚠️安全管理の観点から、小児の方は、内服開始から1ヶ月間は外泊予定のない日をお選び下さい。
成人の方は、開始から2週間は外泊予定のない日をお選び下さい。


🔵治療を開始する前に🔵


服用開始前に、ダニによるアレルギー性鼻炎の確定診断が必要です。
検査は、ダニ以外にも代表的なアレルギーが無いのかどうかも大切であるため、当院では院内設置のドロップスクリーン検査で行います。


⚠️検査済みの方は、検査結果を必ずご持参下さい。検査結果がないと治療を開始できないません。⚠️


●2年以内のアレルギー検査結果でダニが陽性が出ていない場合は導入できません。
まずは当院のアレルギー検査のドロップスクリーン検査の外来のご予約をお取りください。
(他院にて2年以内にアレルギー検査を行った方でダニが陽性となっている方は導入できます。⚠️当院で検査を行った方も、当日検査結果を必ずご持参ください。⚠️)




🏝️🏝️具体的な治療の流れ🏝️🏝️


●服用スケジュール
最初の1週間は3,300JAU錠を、2週目以降は10,000JAU錠を1日1回1錠、長期間にわたり継続して服用します。
初回の服用は、医師の監督のもと、院内で服用する必要があります。(初回の3,300JAU錠で副症状が出た場合、3,300JAU錠を1週間以上延長して内服して頂く場合があります。)


🔵🔵初回の受診日のスケジュール🔵🔵


  • 受付にてまず「舌下免疫療法についてのご案内」に目を通していただき、最低2年間毎月通院できるか、治療に支障を来す持病がないかなどを確認させていただきます。
  • アレルギー検査を行い、スギまたはダニが陽性であることを確認し、スギ花粉症、またはダニのアレルギー性鼻炎と確定診断をします。
  • 医師の立ち会いのもと、錠剤を舌の下に置きます。
  • 錠剤をそのまま1分口の中にためて飲み込まないようにします。
  • 錠剤を飲み込みます。
  • 副作用がおこらないか確認するために、待合室で30分過ごしていただきます。気分不良などあれば、はやめに受付スタッフにお声かけください。
  • 錠剤を飲み込んで30分後に再度診察があります。口の中に問題がないかなど確認し、初回の診察は終了です。



🔵🔵初回の受診から2回目の受診まで🔵🔵


  • 錠剤を1日1回舌の下に置きます。置く時間帯はできれば午前中が望ましいです(副作用が起きた時の対処がしやすいため)。
  • 錠剤をそのまま1分口の中にためて飲み込まないようにします。
  • 錠剤を飲み込みます。
  • 錠剤を飲み込んで5分間はうがいや飲んだり食べたりはしないでください。
  • 錠剤を飲み込んで30分間は激しい運動やシャワーなど血の巡りがよくなりすぎるようなことはしないでください。


🔵🔵2回目の受診の日🔵🔵


  • 診察の時に口の中に腫れがないか、口の中やのどや耳のかゆみ、のどの違和感などの症状が起こったりしていないか確認します。
  • 2回目の診察以降は上記のように錠剤を1日1回舌の下に置くことを続け、毎月1回通院していただきます。


🏝️よくある質問🏝️


Q「舌下免疫療法の薬を飲み忘れてしまったら、どうすれば良いの?」非常に多いお問い合わせです。

3年以上という長い期間の治療ですので、どこかのタイミングで起こりえることです。どれくらい飲み忘れてしまったかによって、再開方法が変わってきます。タイミング別に見ていきましょう。

1.「1日~数日という短期間の場合」

毎日のことですので、何か急用があってタイミングを逸したとか、いつも飲む時間帯に来客があってとか、風邪やインフルエンザで体調が悪くて等、突発的なことが起こらないとも限りません。でも今まで何カ月、何年と続けてきた治療が、無駄になってしまうのでは・・・
心配なお気持ちはわかりますが、結論から申し上げますと「全く問題ございません!」 ええー、本当に大丈夫なの?と思われるでしょうが、大丈夫です。
<理由>
この治療法はアレルギー反応を引き起こす原因物質(スギ花粉、ダニ)を毎日少しずつ体内に吸収することで、その物質に慣れさせてアレルギー反応を起こさせないようにする治療法です。
ですので1日忘れたからといって、影響が出るようなものではないという事です!
食べ物に似ていて、1日野菜を摂らなかったからといって今までの栄養が無駄にならないのと似ています。
飲み忘れ以外にも、例えば吐き気などの体調不良、口内炎などで服用出来ない、しにくい場合も同様です!
長丁場の治療ですので、あまり深刻に考えずに楽にいきましょう。ご心配な場合はご相談ください。
<対処法>
  • その日のうちに気がついた場合、その日の用量を服用してください。
  • 翌日に気づいた場合、前日の用量を服用してください。
  • 服用したか不確かな場合、その日は服用しないでください。 
1日くらい服用し忘れても大丈夫ですので、安心して続けて下さい。
2.長期に渡る場合数日ではなく、週単位での中断も有り得ることです。医師により判断が違うこともありますが、当院では下記のように指導させて頂いております。
①増量期(舌下免疫療法を開始して間もない時期)の場合
  • 1週間以内の休薬は、前回飲むべき量で再開して下さい。
  • 1週間を超える場合は、最初からやり直しになります。
②維持期(舌下免疫療法を開始して、増量期が終わり維持量になっている場合)
  • 2週間以内の休薬は、そのままの維持量で再開する。
  • 2週間を超えて1カ月以内の休薬は、お薬を持参の上でクリニックにお越し下さい。クリニックでお薬を飲んで頂き、副作用など問題がないことを確認します。問題なければ次回からはご自宅で再開して頂いて大丈夫です。初めて服薬して頂いた時のように、ショックなど副作用がないかをクリニックで確認するための来院になります。
  • 1カ月以上の休薬は、増量期から再度行うことになります。その場合、ダニではなくスギの舌下免疫療法の場合には、花粉飛散時期までに維持期に入れるタイミングはどうかを確認し、花粉飛散時期に入るのであれば、再開は翌シーズンにして頂きます。
  • 休薬理由が”喘息発作”など再投与に注意が必要な場合は、期間にかかわらず再開時の最初の投与はクリニック内で行います。
以上のように、休薬期間が長い場合は自己判断せずにクリニックに確認頂くようお願いします。

Q試験や受験を控えています!おもわず勉強に集中しすぎて、舌下免疫療法を忘れてしまっていました!

A上記のとおりの期間の休薬方法であれば、なんら問題ありません!
特に試験当日などは、もはや舌下免疫療法よりもぜひ試験に集中されてください!(しかし、「いつもと同じことをいつもと同じようにする」というのも、気分をリラックスさせるよいことのひとつであるので、おすきな方法でよいです!

(もし勉強などでお困りのことがあれば、お気軽に分野を問わず医師の方まで、ご相談くださいませ。)


Q基本的な錠剤の扱い方は?

A溶けやすい薬です。使用直前まで開封しないで下さい。
他の方が誤って使用すると思わぬトラブルになります。特に治療していない子供さんが触れないように管理して下さい。

Q舌下薬の使用方法はどうですか?

A薬を舌下(舌の裏)に置きます。溶けやすい薬ですので、濡れた手で触らないで下さい。
開封後すぐに舌下に置いてください。
舌下に入れたら規定時間そのままにして、その後に飲み込んでください。
規定より長く舌下に保持しても副作用は増えませんので、特別な対応は不要です。
薬を触った手に微量の薬が付着しますので、
投与後はしっかり手を洗ってください。


Q前回の薬が無くならないと処方はできないですか?

A.いいえ、まだ薬が残っていても処方します。
毎回同じ曜日に来なくても大丈夫です。
薬の無くなる前に受診してください。
1週間程度残っている状態で受診すると、何かの理由で受診できない時でも安心でしょう

Q舌下投与を忘れた日はどうすればよいのでしょうか?!

A舌下投与を忘れた場合には、翌日の投与量を増やしたりせずに、引き続き1日1回の投与にしてください。

Q治療中にアレルギー症状(眼や鼻)が出た場合はどうしたらよいのでしょうか?!

A舌下免疫療法で全員が根治する訳ではありません。
大掃除や花粉の大飛散時には急な症状が出ることもあります。
また、他のアレルギーの症状が出ることもあります。
その際には舌下薬以外の適切な薬物治療を併用しましょう。


Qもともとある喘息など他のアレルギー疾患の対応はどうしたらよいのでしょう?!

A喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患があるかたは、舌下免疫治療中もその疾患の治療を継続してください。
多くの薬は併用可能ですが、念の為に受診時に治療薬を教えてください。
治療薬が変わった場合もお知らせください。

Q舌下錠を使用する時の姿勢はどうしたらよいのでしょうか?!

A必ずゆったり座った姿勢で舌下投与してください!
寝転がると、のどに流れて危険⚠️です!

Q体調がよろしくない日はどうすれば良いのでしょうか?!

A体調の悪い日や発熱の日の治療は止めましょう。体調が戻ってから再開しましょう。
短期間の治療中断は効果に影響しません。
また、非常に疲れて帰ってきた時も、その日の投与は避けましょう。

Q舌下錠使用直後に気をつけることは?!

A 舌下投与直前と投与後2時間の激しい運動をさけてください。
直後の入浴や過度の飲酒も避けてください。
食事・飲水、歯磨きは舌下投与後5分間行わないでください。

Q舌下錠使用前後の激しい運動🎾⚽️💃🏃は?!

A喘息を誘発しやすいため、舌下投与直前と投与後2時間程度の間では汗をかくような運動を避けてください。
スポーツの"合間"などでの舌下投与は絶対に止めてください。
通勤、通学などで自転車🚲を利用する場合には、投与時間帯を変更して下さい。

Qどの時間帯に飲めばいいんですか??

A万一を想定すると病院が開いている昼間の投与が理想ですが、生活習慣にあわせて決まった時間に投与するとよいでしょう。
舌下投与後2時間の激しい運動は禁止です。
体育のある学生さん👨‍🎓や自転車で通勤通学をする場合には、帰宅後に投与するとよいでしょう。
寝る前の投与は忘れがちになりますので注意して下さい。

Q毎日、同じ時間帯に飲む必要があるんですか?!

A忘れやすいので毎日同じ時間帯にするように心がけて欲しいですが、投与時間が異なっても構いません。
運動をするので時間を遅らせるなど、朝になったり、夜になったりしても構いません。
前日夜に舌下した後に翌朝に舌下投与しても問題はありません。

Q規定の時間以内に一気に飲み込んでしまったらどうすればよいですか?!

Aその日は追加せずに終了してください。
翌日に続きから行なってください。

Q間違って、一日に多く飲んでしまったらどうしたらよいのですか?!

A誤って投与した場合には、吐き出してうがいしましょう。
強い副反応がなければ翌日には、もともと定められた量で使用を行って下さい。
誤って1日2回舌下した場合には、翌日も予定通りに行なってください。

Q 薬剤が欠けてしまったり、溶けたりして予定よりも少なくなってしまったらどうしたらよいのですか?!

A
その日は補充せずに、少ないままで舌下してください。
翌日は予定通りに行なってください。 

Q乳歯が自然に抜けた場合は、どうしたらいいですか?口腔内に傷ができてしまった場合は、傷口からお薬の吸収率が上がってしまうので、一時的に治療の中断が必要になります。傷の状態にもよりますが3日程は内服を中止して様子をみて、その後痛みや出血等がなければ再開してください。


Q歯医者さんで🦷治療の時はどうしたらよいのでしょうか?

A歯をけずるなどは問題ありませんが、歯科治療後は翌日まで舌下投与しないでください。
唾液に血の混じる歯科治療であれば、口腔内の傷が治るまで舌下しないでください。

□維持量の舌下免疫療法を行っているときに、歯医者さんで「抜歯や切歯」などをする 方へ口

①抜歯後より休薬いただき10日程度経過して痛みを感じないようになれば、 ご自宅で再開していただいて結構です。

②もし抜歯部の痛みが抜歯後14日を越えて続くようであれば当院にくすりを 持参のうえで当院内で再開をするよう御願いします。

③万が一1か月以上の休薬期間となってしまった場合には初期量から再開とな るため、スギ花粉の舌下免疫療法の方は飛散時期ではない毎年6月以降12月中頃での再開になってしまうため、その点をご留意御願いできればと思い ます。(ダニの舌下免疫療法の方は季節の制限はありません)

④なお、歯科治療当日につきましては、治療開始2時間前までは舌下免疫療法 のくすりの使用は可能ですので、早朝の時間帯で使用いただければとおもい ます。
​
Q口の中に炎症を起こしたり、怪我をしてしまって、粘膜にビランや傷ができてしまいました?どうすればよいのでしょうか?!

A傷があれば舌下液が直接傷口から入るので、傷が治るまで舌下治療を休みます。
口内炎も休薬してください。
口内炎が反復する場合にはご相談ください。

Q修学旅行や、自然の家などの宿泊訓練などを含め、国内✈️旅行に行く時は、どうしたらよいのでしょうか?!

A疲れている時に副反応を誘発しやすく、旅先でのトラブルは対応しにくいので、旅行目的を考えて、疲れていれば休薬する事を心がけましょう。 
1週間以内の旅行なら、薬を持参せずに休薬も可能です。
長期の旅行の場合には薬の持参を考慮してください。
宿泊を伴う学校行事は、薬を持参せずにその前後でするとよいでしょう!

治療開始の最初の1週目に旅行計画がある場合には相談して下さい!

旅行後から開始します。
疲れて帰ってきた直後の投与は避けて下さい。

Q海外旅行に行く時は??

A海外では現地の対応に不安がありますので、1週間以内の短期なら持参せずに海外旅行の前後で舌下投与してください、1週間以上なら当院で相談してください。

Q予防接種は、打ってもいいんですか??

A舌下免疫療法中もインフルエンザワクチン・コロナワクチンや他のワクチンを打てます。
但し、万一の副反応が出た場合にどちらが原因であるかがわからなくなるので、注射と舌下投与は数時間以上あけて行なうようにしましょう。

Q薬が眼👀に入ってしまいました!、あるいは薬を触った指で、眼を触ってしまいました!

A
すぐに流水で眼を洗い、眼の症状が強ければ、当院か眼科に受診してください。
舌下錠は解けやすく、薬が手についていることもあります。
舌下投与後はよく手を洗いましょう。 
また、ぬれた手で薬をさわらないでください。

Q食物アレルギーが出てしまいました!

A食べ物でアレルギーが出た場合には、その日の舌下投与を中止して下さい。
一時的であれば、翌日に再開できます。
症状が続いていれば投与しないで下さい。
頻回におこるならご相談ください

Qアトピー性皮膚炎が悪化しました!

A舌下免疫で一時的にアトピー性皮膚炎が悪化することがあります。
軽度なら治療継続で元に戻ります。
ひどく悪化した場合には、舌下投与を中止してご相談ください

🔵副反応全体について🔵

 舌下免疫治療薬は、アレルギーの主原因となるスギ花粉またはダニの高濃度製剤です。
通常の薬の副作用とは異なり、過剰なアレルギー反応(副反応と言います)が出ることもあります。
これまでの報告で軽い副反応はよくみられます。
副反応は適切な対応で問題なく治療を継続できますので、慌てずに下記の対応をしてください。
副反応の多くは投与直後に多く、治療開始後1ヶ月以内に集中します。
治療初期には注意してください。
ささいな副反応であっても、次回の診察時に教えてください。

Q投与部位の舌下部が腫れました!

A治療患者さんの10%以上に出る副反応です。
舌下部以外の口腔内の腫れが無いかを確認して、舌下だけの腫れならば様子を見てください。
強い腫れがあれば状態を写真にとって、次回受診時にお見せください。
多くは15分から30分で改善します。
腫れが広がらないかを確認して、なかなか腫れがひかない時には事前にお渡ししている抗ヒスタミン薬を追加で服用してください。
次の受診までは、舌下投与する30分前に抗ヒスタミン薬を服用してから舌下投与を続けてください。
そうすれば舌下浮腫は起こりにくくなります。
腫れは1週間程度続くことが多いですが、同じような腫れ方ならば慌てずに同様の対応をして下さい。
舌下の腫れとともに強い喘息症状(咳)、じんま疹、息苦しい感じがあれば、様子を見ずに救急をすぐに受診してください

Q舌下錠使用後に口が痒い、ピリピリする、違和感があるのですが!

Aよくある症状のひとつです。
口の中(特に舌下)が腫れていないかよく確認してください。
ほとんどの例で数日間舌下投与すると消失します。
次回の当院に受診時にも教えてください。翌日も治療は継続してください。

Q舌下直後に鼻水が出ます!

A舌下直後の鼻炎症状はよくあります。経過観察してください。
止まらない場合には抗ヒスタミン薬を服用してください。耳のかゆみや眼のかゆみも出やすいです。

Q舌下直後に咳が!

A軽い咳は経過を見ながら継続を判断しますので、継続して構いませんが、受診時に相談しましょう。
喘息症状のように強い咳症状の対応は次の項目を参照してください

Q舌下後に喘息症状がでたら?

A喘息が出現した場合には発作が治まるまで中断し、改善が確認されてからしか治療を再開できません。
適切な薬物治療で喘息が起こらなくなれば治療可能ですが、喘息が頻回に起こる場合には治療を断念することもあります。

Q胃腸症状がでた!

A時に見られる症状です。

舌下投与後に飲み込む投与法を吐き出す方法に変えると改善する事も多いので、次回受診時にご相談下さい。

Qじんましんがでたら?!


A舌下投与直後に全身じんま疹がでれば、処方している抗ヒスタミン薬をすぐに服用してください。
以降の舌下投与を中止して、当院にご相談ください。 
舌下投与と関連しないじんま疹は、継続可能です。
食べ物などの急性のじんま疹ならば、その日は舌下投与せずに、手持ちの抗ヒスタミン薬をじんま疹が治まるまで服用してください。
治まれば翌日に再開できます。
強いじんま疹や判断に迷った場合には、自己判断せずに、舌下投与を中止して早めに受診してください。

Q:妊娠中、授乳中の治療は可能ですか?


妊娠中、授乳中の治療開始はお勧めできません。理由として、治療中に重篤な副作用が発生した場合、その副作用により胎児に悪影響が出る可能性があるからです。ただし舌下免疫療法自体の胎児への悪影響はないため、既に治療を開始していて、安定した治療状態にあり(副作用は治療初期に起こることがほとんどです)、その後ご妊娠された場合はあえて治療を中断する必要はありません。
授乳中の安全性に関しても十分に確立はされていませんが、妊娠中すでに治療を行っていた場合はそのまま授乳中の治療を継続しても問題ないでしょう。


Q:歯科治療で傷ができたり、口内炎ができた場合、治療継続は可能ですか?


歯科治療で口腔内に傷ができた場合や、ひどい口内炎の場合、傷口から薬の吸収率が上がってしまうため、一時的な治療の中断が必要になります。中止期間は傷の状態により異なりますが、傷の痛みが感じない程度に改善すれば薬の治療を再開しても大丈夫でしょう。


Q:旅行に行っていたため3日間、薬を使用できませんでした。治療を普通に再開しても大丈夫ですか?


治療を開始してすぐの場合は、休薬日数によっては治療を最初からやり直す方が安全です。治療薬が維持量に入り、十分に時間が経過している場合、1ヶ月までの休薬ならまた再度維持量より再開しても問題ないでしょう


Q:たまに飲み忘れがあるのですが大丈夫ですか?


毎日服用することが最善ですし、長期間内服を中断する場合は再開時の注意が必要です。しかしながら治療も長期に及ぶものです。たまに飲み忘れてもあまり神経質になりすぎないで下さい。週に1、2回までの飲み忘れならあまり問題ないものと考えます


Q:舌下免疫療法中に、抗アレルギー薬(花粉症、アレルギーの薬)を飲んでも大丈夫ですか?


舌下免疫療法の治療中、その効果が十分出ていない段階で、元々あるアレルギー症状が出てしまう場合は、抗アレルギー薬を併用して問題ありません。ただし内服のステロイド剤(セレスタミン、プレドニンなど)は舌下免疫療法の効果を弱めてしまう可能性があるため、使用は最小限にしましょう(ステロイド点鼻薬は問題ありません)。
舌下免疫療法開始1ヶ月間は、口の中の違和感など、軽微な副作用症状が出やすいため、それを押さえるために治療開始1ヶ月間のみあえて抗アレルギー薬をお出しする場合もあります。


Q:ダニアレルギーとスギ花粉症の両方の舌下免疫療法を同時に行うことはできますか?


最初の薬を開始して、問題なく1ヶ月間を過ぎれば、もう一方の治療を開始して問題ありません。薬を2種類飲む場合、2種類目の薬を開始して1ヶ月の間は、新しい薬を朝、最初に飲んでいた薬を夕方に飲む様にして下さい(副作用が出た場合、どちらの薬によるものかを分かりやすくするため、また朝飲むことで、2種類目の薬の副作用に対応しやすくするためです)。


2種類目の薬を開始して1か月以上経過すれば、2種類の薬を同じ時間帯に内服しても大丈夫です。ミティキュアとシダキュアどちらから飲んでいただいても大丈夫ですが1錠ずつ内服してください。又間隔をあける必要はございません。


Q気管支喘息にも効果がありますか?


ミティキュアで気管支喘息が改善したというデータは今のところありませんが、海外のダニ舌下免疫療法では気管支喘息にも効果を認めたというデータが得られています。
気管支喘息の発症に70~90%の確率でダニアレルギーが関与しているというデータもあり、ダニ舌下免疫療法で気管支喘息の症状が改善することは十分に考えられます。現在のところ気管支喘息に対するミティキュアの保険適応はありませんが、ダニによるアレルギー性鼻炎と気管支喘息を合併している患者様にミティキュアを使用することで、喘息の改善も期待できるものと考えられます。


Q:どれくらいの期間、治療を継続すればよいですか?


できれば4年以上、かつ症状が消失するまでの治療をお勧めしています。3年以内で治療を中止した場合、数年で症状が再発する場合が多くあります。4年以上治療を行った場合、平均して治療期間の倍の期間(4年の治療で治療終了後8年間)無症状期間が続き、また根治する例も増えてきます。万が一症状が再発した場合、舌下免疫療法を再開することで、初回よりもより早期の症状の改善が期待できます。








通年生のダニアレルギーの方は、非常に多いので、適応を満たす方は、是非ご検討ください。🏝️🏝️🏝️

さくらめんと耳鼻咽喉科

愛媛県松山市南江戸3丁目1-60
TEL 089-995-8781

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いびきと睡眠時無呼吸症候群
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